manie's blog

@cz500c

勝ちトレーダーと負けトレーダーと株芸人

twitterで株取引をしている人のリストを作っています。いろんな人がいます。

 

勝っている人は圧倒的にうまいです。あらゆる行動が理にかなっており完璧さを感じます。

 

株芸人と呼ばれる人たちがいます。彼らは損失があるときだけアピールしますが、実はトータルで勝っています。本当に負けていてツイートしなくなるときもありますが……。株芸人達の圧倒的なスキルは「ドン引きレベルではないが結構負けている感じ」の演出にあります。

 

負けている人は圧倒的に下手です。あらゆる行動が理に反しておりある意味の完璧さを持っています。

 

負けている人はひたすら数字を予想しています。明日は上がるとか下がるとか日経平均の底値は14000円だろういやいや14300円で止まるはず云々。知識や情報収集は圧倒的です。トレードに知識は必要ありません。トータルで勝つルールに従って取引するだけです。

 

勝っている人は絶対に数字を予想しません。その代わり「市場は上げか下げか横ばいか」をひたすら観測・分析しています。「ボラティリティがあるかないか」と方向を考慮して「買いか売りか様子見か」を「デイトレ・スイング・中期保有」のそれぞれで決定しています。

 

これらはすべて売買のテクニックで、誰でも学習出来ます。いっぱい本があります。

 

負けトレーダーの基本的な方針は「できるだけ現金を株に換えておく」ことです。勝っても負けても収支トントンでも、あらゆる状況で「とにかく株に換える」選択をします。

 

負けると取り返そうとして大きく張る。勝つと強気になってさらに大きく張る。横ばいだと短時間で利益が欲しくなって大きく張る。とにかく「いけると思ったら」大きく張ることしか考えません。そしてどこかで「致命的な負け」をします。

 

致命的な負けの定義はいろいろありますが、資金が50%減ったら致命的でしょう。減ったところから資金を2倍に増やすことが簡単なら、誰でも大金持ちになってしまいます。長くトレードを続けるならマイナス10%がきびしいラインだと思います。

 

破産確率は計算出来ます。

破産確率<確率・統計<Web教材<木暮

勝率が不利な場合は、1回勝負に出るのが最も安全である。
   逆に、勝率が有利ならば、賭金を小さくせよ。

かなり条件のよい賭けでも、賭金が大きいと破産確率が大きくなる

 

因果と相関は別の概念ですが、資金が減ってきたら破産に向かっていないか確認することはとても重要だと思います。

 

 

勝ちトレーダーも大きく張ることがあります。その代わり瞬時に撤退する前提とのセットです。

その翌日。

 

買うか売るかの決定は非常に重要な問題ですが、間違えても大きな問題ではありません。ただ損が重なるだけで「致命的な負け」にはなりません。しばらく後に来る「継続的な勝ち」で取り返し、さらに勝ちを上乗せすることになります。

 

現在が上昇相場なのか下降相場なのかは誰にも分かりません。トレンドは必ず終わりますが「終わった!」と確信できる人はいません。重要なことは観測と分析に基づいた資金管理です。大きく張るだけではいつか大怪我をします。小さく張ったり休んだりすることも重要です。

 

例えばこの人。ツイートの文字数と頻度がポジションサイズと比例しています。

豊富な知識によるマクロ経済分析で投機筋の動向を予測・観測して先物取り引きをしています。大柄な上から目線が魅力的な人です。もっと元気になってほしいです。

 

でも投資主体別売買動向で外資が連続でめちゃめちゃ売ってるのに利食いどころか損切りしてるって変だよね。きっと株芸人なんだね……そうじゃないとあまりにも悲しいよ。

 

私は現在、サハダイヤの長期投資のみです。キムラタンもやってます!