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manie's blog

@cz500c

今年のトレードの実験結果

私は去年の終わりごろからトレード方法を変えた。その結果である。

  • 結果
  • 昨年と今年の違い
  • 何を変えたか
  • 株取引は必ず儲かる

結果

まず結果から。2年分の推移。左半分が2013年。右半分が2014年。黄色い線が日経平均株価。青い線が資産残高の推移。赤い線が決済ベースの日次損益である。

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2013年は儲かった。2014年はちょっと儲かった。だが内容は大きく違うと感じる。やり方を変えたからだ。2013年11月の「ドカン」以降のトレードは方法を変えている。

 

昨年と今年の違い

とりあえず3つ。

  • 日次損益の変化
  • ドローダウンの変化
  • ハイレバレッジを肯定するトレード

 

日次損益の変化

赤い線に注目すると、「大きな損」がなくなっていることが分かる。記録が「決済ベース」であることと損切りの方式を変えたことが原因である。2013年は典型的なコツコツドカンであるが、2014年は損切りが増えて勝率が低下している。

2013年。コツコツドカンの図。勝率重視の素人損益である。

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2014年。損切りがいっぱい。利食いもいっぱい。

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グラフは「決済するたびに記録」したものだ。「決済するまで育てた含み損」を確認できる。含み損益は常に確認すべきである。プロ級トレーダーになるほど「本日プラス収支」「後場ややマイナス収支」などと確認することを怠らない。トレードとはお金を株に変えて価値を変動させることが本質である。常に本質を追うことが重要である。

一発トレードで喰らう大きな損が減った。むしろなくなった。これは「すぐに損切りする」方式に変えたからである。そのかわり平均損切り額は増えた。「もしかしたら株価が戻るかも…」という幻想を捨てた。私は相場観の無い素人トレーダーなのだ。約定したら速やかに損切り注文を入れている。約定してから損切り価格を悩むようなら買い注文を出してはいけない。

コツコツドカンの後、急激に資産が回復して元に戻っている。これもコツコツドカンの特徴である。相場のボラティリティが上昇し「大きく儲かり大きく損する」状態に入っているのだ。もし「連続ドカン」していたら退場もありえた。ラッキーだった。

ドローダウンの変化

2013年は利益可愛さのコツコツ利食いナンピン救出をしているため、目立ったドローダウンはない。そのかわり「ドカン」を喰らっている。これは「含み損を切れずにいた」ことの証拠だ。

そもそもドローダウンとは「資産の減少」を意味しない。トレードを繰り返す過程で「狙った方向に相場が転じるまでのお試し損切りの全体」のことである。そういう意味では2013年のトレードは、ほぼゼロのドローダウンと高確率の退場が同居していた。まさに素人である。

2014年はいわゆるドローダウンをしている。大きく2回のドローダウン時期があり、まさにいま3回目のドローダウン時期に入っている。

最初のドローダウン。黄色が日経平均株価。青が資産残高。

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年初の日経平均急落では逆に資産は増えている。これは「急落の初動で損切り」して「出遅れ株」で利益を得つつ「新規空売り」をしたからである。もちろん都合のいい損切りは私の相場観ではない。トレイリングストップという売買手法によるものである。

そして急激に資産が減りだしていく。日足のスイングトレードでは相場のボラティリティが高すぎて「損切りしたら上がっていく」「翌日ブレイクしてまた損切り」が頻発したためだ。覚えておきたい現象だ。高いボラティリティを観測したらレバレッジを下げるため、株数を減らす・損切りをきつめに・持越しを控えるなどの対策が必要だ。高いボラティリティがあるならデイトレードしかやらないのも手だ。

ヒッ記

リーマンショック時の値動き 時系列 http://hikihmhm.blog.fc2.com/blog-entry-10.html

その後、相場はレンジに推移し損切りが続く。レンジがさらに狭まり、ブレイク自体が起きなくなる。デイトレーダーはつらい時期だ。新興の一部銘柄にデイトレーダー資金が集中して「難しい値動き」だったと思う。一時的な下降相場だったが私は売りに転じることはなかった。素人だからである。素人としての正しい行動は「様子見」だった。能無しが頑張るほど迷惑を起こす。

2回目のドローダウン。黄色が日経平均株価。青が資産残高。

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ドローダウンの幅が少なくなっているのは、日足でトレンドが発生して週足でレンジ相場になっているからだ。むしろ資産は増えていなければならない。原因は投機対象のセクターの選択失敗である。簡単に言うと目が曇っている。素人である。

「投機対象が間違っていることにより、増えるはずの資産が減っていく」のがドローダウンである。ドローダウンが短期で終わらない場合、何に失敗しているのか検証をすべきである。私は直前に大きく利益を出したセクターにこだわって損切りを続けていた。そして追加金融緩和が決まってから不動産と銀行セクターが「上がるはず」と信じ込んで損切りを繰り返していた。どちらも「予想して外す」「外しても信念を変えない」という素人トレードの結果である。

ハイレバレッジを肯定するトレード

私はハイレバレッジのトレードを否定しない。むしろ肯定する。お金をたくさんつぎ込めば利益も損失も大きくなる。だから「儲かるときだけ資金を投入」できれば素晴らしいと考えた。この資金の偏りは狙ってやれるし、ほとんどのトレーダーがやっている。

素人の破産パターンに「一発退場」がある。「損する時だけたくさんの資金を投入」の結果である。そんな奇跡がそこらじゅうで日常的に起きているのだ。つまり奇跡ではない。発生するまでの仕組みがあり「確実に退場する方法」があるのだ。

 

含み損が膨らんだら買い増し

 

これが黒い聖杯である。シンプルすぎて驚く。だが真実である。もし相場反転で利益になっても「次の銘柄でも同じことをする」のであれば確実に破産する。これは永遠に死に続けるための聖杯に間違いない。

だが白い聖杯は「含み益が膨らんだら買い増し」ではない。前提として「繰り返しトレードできること」が必要だからだ。まず生き残る。そして買い増しでハイレバレッジを追う。この組み合わせだ。生き残る方法は損切りだ。買い増して損切りするのだ。私は株を買った翌日の「買い増ししてすぐ損切りになる時」が最も難しいと感じている。

買い増しを繰り返し下落を迎えて手じまいする最終日は「最高に間抜け」な状態になる。含み益ではあるが資金の数パーセント以上を失うことになる。だがそれが狙いなのだ。私はついにひとつの真理に到達した。「頭としっぽはくれてやれ」である。そんなの誰でも知ってる。知らないほうがおかしい。まさに素人である。

何を変えたか

たいしたことはしていない。新規に買うときにレバレッジを小さくすることだけを考えている。「うまくいったら大儲けだけど失敗だったら大損する」行動を抑制するのである。そして含み益が乗っていく過程で「うまくいったら大儲け」の方向に行動を変えていくのである。私の理想は買い増しによる全力二階建ての資金が足りなくなってしまうことだ。

上昇セクターを見つけたら…

買うときは…

ウップスから株価プラスなどの有利な仕掛けに成功したら…

素人は逆のことを平気でやる。新規にハイレバ、手じまいビビりである。

  • 「東京でオリンピック!大成建設と鹿島に全力だ!」(片方を少額買うべき)
  • 「外需株の含み益あるし…内需株も買おうかな」(後から分散は裏目)
  • 「昨日買った株が上がってる…損切り価格あげとこ」(ならば今すぐ利食え)
  • 「高値更新してる!でも追加で買うの怖い…」(恐怖が消えたときが天井)
  • 「安値更新してる…追加で買って助けなきゃ…」(期待が消えたときが底値)

私である。

株取引は必ず儲かる

詳しい統計は知らないが、都市伝説で「95%の個人投資家は損をしている」そうである。私は真実だと感じる。統計学における信頼できる数字は95%であるから「株取引は確実に損をする」と言える。

ならば95%の負け素人を研究すればその行動パターンと投資信条は「確実に間違っている」のも信頼できる。つまり「素人の私自身を研究すれば黒い聖杯が見つかる確率が95%」である確率が高い。ほとんどの個人投資家はチャンスがあるのだ。株に手を出して損をすることは大きなチャンスだと言える。私は素人の素敵な失敗をほとんど経験してきた。

ローソク足の足組・移動平均線・MACD・RSI・ストキャスティクスボリンジャーバンドサイコロジカルライン・ピボット・パラボリック、すべて無駄だった。MAゴールデンクロスMACDゴールデンクロス・オシレータ系の(ダブル)ダイバージェンスボラティリティブレイクアウト・ウップス・オープニングレンジブレイク、やはり無駄だった。トライアングル・フラッグ・ダブルトップ(ボトム)・ヘッド&ショルダー・ソーサー、やはりすべて無駄だった。マクロ経済指標・日経225銘柄ベータ係数・為替連動係数・ドルインデックス・ドル円レート・ゴールド価格との逆相関、これらも無駄だった。1分足で仕掛け、5分足で仕掛け、日足で仕掛け、週足で仕掛け、どれもダメだった。とにかくひとつも役に立つ売買サインやテクニカル分析や金融指標は存在しなかった。正確には儲かったり損したりしたが意味がなかった。勉強しても利益にならないのである。むしろ迷いや疑念が増大してトレードの阻害要因となることが多かった。素人らしい大きな見落としがあった。

 

買う前の準備に全力

 

バカである。株は買ったら売らねばならない。売る時だって真剣になるべきだ。買う時と同じぐらい真剣になるべきだ。だが買うことに全力を費やして、しかもそれが正しいと思っているので株を買ってからやることはいつも同じだ。

 

値上がりを願って全力でお祈り

 

素人は取引に慣れるにしたがって売買のタイミングが悪くなっていく。なぜなら素人だからだ。「確実に上昇するタイミングで買いたい」「割り込んだらまずい株価まで我慢してみよう」「間違いなくリバウンドするから下がっても買い増し」「急騰過ぎるから空売り鉄板」愚かである。

日足のスイングトレーダーは3か月ごとの決算短信やマクロ経済でおきる値動きで利益を得ようとしている。タイミングはそれらの要因を見誤らなければほとんどどうでもよいのだ。日経平均株価が上向きである、注目セクターに資金が入っている、この2つが当たっていれば「買って損切り、買って利食い」を繰り返せばトータルで儲かるのだ。その確認のためにチャートと出来高を見るのである。

素人は逆のことをする。チャートと出来高を見て「日経平均株価は上向き、注目セクターは人気がある」と判断し(その判断はいつも正しい)、「だから私はこのように予想する」とスタート地点を決める(その判断は当たったり外れたりする)。そして売買するたびに自分の予想をいじくり回し「当たるはず」「外れた理由は云々」「いずれ当たる」「外したから次は逆をいく」などとめちゃくちゃなことを言い出す。まさに素人である。これらの行動は典型的な「負けギャンブラー」であるため「株はギャンブル」「手を出すと損するからやるな」などと言われるのである。完全に嘘である。

重要なことは資金管理だ。損切り利食い、ドローダウン、レバレッジの3つだ。たったそれだけだ。

私は株価分析に出来高とトレンドラインしか使わない。トレンドラインだけが唯一の「テクニカル分析でない分析手法(再現性のない指標)」だからだ。他のテクニカル分析は補助として使う。MACD移動平均線が好きである。

株取引は確実に儲かる。ギャンブルだからこそ、確実に儲かるのだ。負け組には吠えさせておけばいい。吠えている間はずっと負け組である。付き合う必要はない。だから私は吠えないし吠えている余裕などない。いつか勝ち組に入るのだ。そして経済的自由を得る。夢は10億円だ。そして全額を寄付する対象を探して死ぬ。

早くそこそこのトレーダーになりたい。

2015年の大胆予想

 日経平均株価もニューヨークダウ平均工業株価も明らかに「異常な価格」に入り込んでいる。実体経済よりも高すぎる銘柄が増えてきた。配当を狙いつつ吹き値売りを行うバリュー投資家は株から現金への移行を行っているはずだ。逆行現象として素人の個人投資家が流入してくる。資金のない若年はハイレバFXが入口になり、団塊前後は塩漬け株を売って再び塩漬け株を買うはずだ。

上昇にしろ下降にしろ、トレーダーが素人からむしり取る展開が来る。いま素人は必死にテクニカル分析を勉強しているはずだ。本屋の株本コーナーとコンビニ経済雑誌の表紙と大きめの経済セミナーがにぎわっている間は素人でも儲かる。まだ天井圏と言うには株ブームが来ていない。かつて「財テク」や「デイトレーダー」がメディアに浸透したように、新たに言葉が作られた時が天井圏のサインだ。2015年はメディアの動きに注目したい。