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manie's blog

@cz500c

私が危険を冒す時

私は信号が青になったら横断歩道を渡る。一応左右を確認して信号無視の車がいないかを見てから渡り始める。だが、私はしばしば危険を冒すことがある。

そろそろ青から黄色になるところで横断歩道にたどり着く。あるいは渡り始める直前に黄色になる。急いでいるとちょっとイラっとする。小走りで渡ることになる。よくあることだ。

私が危険を冒すのはもう少し遅れた時だ。このまま横断歩道に達すれば黄色になる。確実に待たされる。その数十秒が惜しくなり小走りで横断歩道に急ぐ。渡り始めた時、あるいは渡る途中で信号は黄色になる。ひどい時は赤になる。

信号無視の車が来ていたら確実に死ぬ。足元の段差を見落とす確率も高い。転んだらスタートダッシュを競うタイプの車に轢かれる。そんな不運はほとんど起きないだろう。だが起きないわけではない。

私は横断歩道も株取引も格闘ゲームも似ていると感じる。理性では出遅れたとわかっているのに感情が遅れを取り戻そうとする。うまく遅れを取り戻すと、ほんの少しの遅れなら取り返せると理性が説得される。少しずつ出遅れの限界が広がっていく。まだ大丈夫と感じながら、危険に少しずつ踏み込んでいく。

銘柄や売買タイミングに青信号はない。赤信号もない。確実に儲かる株なんてない。だが確実に損する株もない。重要なのは銘柄ではなく資金管理だ。資金管理は3つの要素がある。

  • 何株買うか
  • どこで損切りするか
  • 資金がどこまで減ったらやめるか

一発で資金の5%を失うトレードは、永遠に売買を続ける前提だと破産する確率がほぼ100%になる。10連敗は稀だが、いつか必ず起きる。買いすぎは赤信号だ。

損切り水準はトレードスタイルで異なるが、利食い1万円損切り9万円なら勝率90%以上が必要だ。自分の勝率と損切り水準は深い関係がある。勝率が高くても含み損が大きすぎるなら赤信号だ。いつも大きな含み損に耐えてから利食いするのは赤信号だ。

適正株数で買って損切りを続けても資金が減り続けることがある。売買ルールが機能しない相場だ。資金が10%減ったら黄色信号だ。20%減ったら赤信号だ。複利は減らすより増やす方が難しい。そんな時は相場と売買ルールが合っていないのだ。トレンド相場なのにレンジ売買を狙っていないか?東証1部に資金が集まっているのに新興銘柄ばかり仕掛けていないか?売買を記録していればすぐに確認できる。

以上は私自身の行動による危険だが、相場自体にも赤信号がある。信用倍率、信用評価損率、騰落レシオだ。特に信用評価損率は明確な赤信号となる。プラス領域で押し目買いするのは自殺行為となる。他にもNH-NLを愛用している。

これらは株取引を勉強した人なら常識だ。数値の意味は中学生なら完全に理解できる。なにも難しくはない。重要なのは使い方だ。騰落レシオが70に下がったら買う、では儲からない。青信号などないのだ。


私はよく友人同士で格闘ゲームをした。とりあえず波動拳を撃つ。波動拳を撃ち続けるといつかはジャンプキックを喰らうし、ひどければそのまま負ける。だから2、3発撃ったらやめる。よくある光景だ。だから3発目を撃たれた後に攻撃してはいけない。ではどうするのか。

4発撃てばいいのである。ほとんどの場合、蹴っ飛ばされる。だがそれでいいのだ。そしてまた4発撃つ。また蹴られる。そしてついに、今度は3発でやめるのだ。相手は危険に踏み込んでくる。喜んで死ににくる。2回蹴られた分を取り返すのだ。取り返したらもう4発でやめる必要はない。相手は反撃してこない。パニックに陥り、セオリーを無視した無謀な愚か者となる。

株取引は確実に儲かる。死ななければ勝つ。