IPO銘柄のこと
カブトークでIPO銘柄について触れていた。
初心者はこぞってIPO銘柄に飛びつく。新規上場と聞けば買ってしまう。年末年始でなくてもIPO銘柄は値動きが激しい。そしていつも同じパターンとなる。
1時間4分50秒辺りから。
片山晃 × 叶内文子のカブトーク | セミナー | 岡三オンライン証券株式会社
要するにIPO銘柄なんて買っちゃだめですよ、という内容である。証券会社はIPO銘柄を個人に売りつけて商売しているのだから真っ向勝負である。「最初に吹くこともありますけどしばらくしたらほとんどの銘柄はすごく値下がりしますよ」なんて営業トークでは誰も買わないのは当たり前である。岡三オンライン証券の勇気を称えたい。恐ろしい事実を堂々と配信している。
では誰が利益を得ているのか。プロである。プロはどこで買ってどこで売ったか教えてくれない。でも教えてくれるプロもいる。信じられないことだが事実である。
12月シーズンIPO売買タイミング|ほいみんの のんびり日記
IPO銘柄の株主構成やロックアップ条件を加味して需給を読んだトレードは非常に参考になる。特に
その後の買いは、自分なりの「お約束」です。万一の高値抜けを見たくないので少し買って、予定通りダメなのを確認して終了。これはほぼ負けるとわかっていてもやるようにしています。
というくだりは感銘を受ける。勝つべくして勝っていると感じる。ここまでバラしてもいいのかと思えるが、バラしても誰もまねできないのである。トレードでもっとも重要な資金管理が秘密だからである。もしこのシーズンのIPO銘柄で全敗しても「今回は負けました」で済むようにしている上でリターンも狙える方法が聖杯である。
日々勉強である。