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@cz500c

ブリヂストンを無限買い増し! を考える

もちろん以下のツイートのことである。

 

 

いまのところブリヂストンの株価は下がっている。最高値から5%ほど下落している。ツイート時点を矢印で示す。

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ブリヂストンを買うのは間違っていたのだろうか?

 

以下は私の妄想である。真実は、いつか本人に聞いてみたい。

 

 

買うタイミングがすごい

買うタイミングは素人には真似できない場所である。1月21日に時間を戻してチャートを見てみる。

 

1月21日時点。ブリヂストン日足チャート。

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4日前に三角持合いと直近高値2つの3つを同時にブレイクして上昇している。そのあと押し目らしい押し目もなくさらに上昇。黒田バズーカ2からのN波動(倍化法)で計算した限界に達している。

だれが見ても上昇限界

に達している。もうちょっと上がるかもしれないが、ここから買うなんてセオリーじゃない。ここで飛びつくような人は素人でもなかなかいない。もちろん大きな出来高で上昇した後なので下値は堅いとみるべきだが、だとしても今すぐ買うのはおかしい。だがここで買う。ありえない。なぜだ。すごいのか狂気なのか。

しかし逆に考えれば、今後も株価が上昇するとしたら今すぐ買わねばならない。乗り遅れてはならない。株価が上昇するはずという根拠が何かあるのだろうか。あるならばそれは何か。私なりに戦略が何なのか考えてみた。

 

戦略がすごい

当時の日経平均株価も時間を戻してみる。

 

1月21日時点。日経平均株価日足チャート。

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簡単にレンジを図示する。斜めのトレンドラインでもあまり意味は変わらない。このレンジあるいは持合い領域を抜ければ、相場は大きく動く。ほとんどの場合はレンジ相場が続き、各銘柄は上がったり下がったりするイライラ相場が続く。

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ここまで見ればブリヂストンの株価が「買い」であることが明らかになる。

 

参考。1月21日時点のトヨタ日足チャート。株価はレンジ内にいる。

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日経平均株価はほとんどの場合持合いである。ときどきトレンドが発生して上がりっぱなしや下げっぱなしになるとき、かならず「レンジブレイク」を伴う。1月21日の時点では何もわからないが、もし「上にブレイク」するのであれば「トヨタも上にブレイク」すると考えるのが自然だ。

 

ところがブリヂストンは「すでにブレイク済み」である。そこで日経平均株価が上にブレイクしたらどうなるか。「ものすごい急上昇」の可能性が出てくる。少なくとも「やれやれ売り(買い玉の含み損がなくなった瞬間に売ること)」による下落はない。急上昇でなくとも、押し目をつけながら上昇していく可能性はかなり高い。

 

つまり「強い銘柄」となるはずである。空売りするより買った方が利益が出せる可能性が高い。ではなぜ「日経平均株価が上にレンジブレイクするかもしれない」と考えるのだろうか。

 

http://nikkei225jp.com/ から新高値・新安値と日経平均株価比較チャート(日足)を引用する。1月21日時点になるように右側は隠した。

新高値・新安値 日経平均比較チャート

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日経平均株価と新高値・新安値はトレンドが異なっている。

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日経平均株価がレンジの中央付近で抑えられて横ばいになっているのに、新高値・新安値はすこしずつ新高値銘柄が数を増やしている。これは乖離(ダイバージェンス)である。日経平均株価だけを見ていてもわからないが「年初来高値」となる銘柄は徐々に増えているのである。1月20日の新高値銘柄は105銘柄。1月21日時点では96銘柄である。日経平均株価が前日より下がっているにもかかわらず、新高値の数は10減っただけだ。

レンジ相場で上がる銘柄が96個ある

と考えることができる。これらの「強い銘柄」はすでにレンジを上に抜けているはずである。

 

日経平均株価がレンジの上半分かレンジブレイクするエリアにいる間に…、

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ブリヂストンの株価が持合いをブレイクした価格と直近高値を超えているエリアを維持していれば…。f:id:manie:20150205122906p:plain

 

 

ということなのではないだろうか?

「どっちだ?!」ゾーンから反発しているのは偶然だろうか?

 

もちろん「日経平均株価が横ばいだが新高値が0と50の間を行ったり来たり」となれば建て玉を減らしながら様子見か、撤退である。

 

妄想は尽きない。

 

そんなころ、私はしょっぱいビビりトレードをしていた…。レベルが違いすぎる。結局はほとんど同値撤退してるし…。

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