manie's blog

@cz500c

さらに多くの資金を投入すべき時はいつか

儲かり始めた時である。

 
株数が多いとたくさん儲かる。損も大きくなる。つまりアクセルである。前に進むか後ろに戻るかは分からないが、速度は自分で決められるのだ。ならばアクセルを踏み込むのは儲かっている時に決まっているではないか。当たり前のことだ。
 
1000円で1000株買った株を990円で損切りするとする。株価が上がり、1030円になったら含み益は3万円である。儲かっている。だから1030円でさらに1000株買う。10円下の1020円で損切りだ。実際に損切りになるとすでにあった含み益が減る上に損切りになる。でもそれでいいのだ。
 
このトレードを買いではなく空売りと考えればどうなるか。失敗した売り建てを少し救い出したことになる。
 
私は救い出すトレードを何度もやってみた。負けにくいから勝率が上がり、資金は順調に増えて行った。これは永遠に儲かると思った。ところがごく稀にだが助けられない状況に遭った。泣く泣く大損害を受け入れた。もっと早く見捨てていればと後悔した。
 
含み損が増え始めた時の増し玉は、ブレーキではない。明らかにアクセルだ。全部損切りすることに抵抗があるなら、半分損切りすればいい。これは損益の変化スピードを落とす。
 
アクセルとブレーキは全力で踏む必要がない。少し踏むこともできる。この調節は難しい。だから私は同じ株数で増し玉をする。増し玉した翌日に利益がなくなることが多い。でもそれでいい。うまくやろうとしても無意味だ。なぜなら相場を読む能力がないからである。いつか来る連騰で大きく利益を得る。
 
アクセル全開で儲かる時もある。だが全開のままではいつか崖から落ちる。いつ踏むのか。儲かっている時に踏み込む。ただそれだけの戦術である。