有名株ブログが資金を吹っ飛ばすときを調べてみた
他山の石として。
いくつか研究してみましたが、だいたい同じでした。要因は2つ。
- ポジション(株を買う量)が大きすぎる
- 予想して、外す
しかしそれは現象としての要因であって、後から誰でも指摘できます。ポイントはその行動に至った理由だと思います。
twitterで株クラスタを見ていると「かみあう」と言っている人がいます。買った株が騰がって、手じまいしたら下がっていき、その裏では乗り換えた株でまた利益が出ているような状況です。
「かみあう」状況が何日も、あるいは何か月も続いたとしたら「私には相場を見抜く力がある」と思って当然です。そして「ならばポジションを大きくしよう」と思うのも自然です。しかしやがて外れる日が来ます。なぜならそんな能力はだれにもないからです。大損です。
さらに悪いことに「私には能力がなかったのだ」と認めることは困難です。たまたま外しただけだと感じるのです。「今日はかみ合わなかった」のです。ほとんどの資金を失って初めて気づくのです。私は無能であると。
重要なことは「自分が無能であると認識すること」であり、「適切なポジションサイズでトレードすること」です。
明日の株価は分からないし、勝負所はいつくるかわかりません。だから「気づいたら儲かっていた」という方法でトレードする必要があります。
そんな方法があるわけがないと思っていましたが、意外に単純な方法でうまくいっています。マーケットに身を委ねるとか、相場に乗るとか、そういう表現が何を意味するのか少しわかってきました。
一言でいえば、「上がったら買う、下がったら売る」です。シンプルすぎて不思議なくらいです。