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@cz500c

投機のススメ

少しわかってきた気がします。儲かるまでの道のりが。

 

元ネタ

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放送大学 授業科目案内 錯覚の科学('14)

 

 

錯覚してしまうのは人間の機能のようでした。他の種よりも少しでも生き残る可能性を高めるために必要な機能です。

停止していたりゆっくり動いているものより、素早く動いたり速度が変化したりしていると鋭敏に察知できます。視野のすべてを処理せずに、注目するエリアだけを鋭敏に分析できる能力があります。たぶんこうなるのではないか、と想定している時ほど状況に素早く対応できます。

ところがトレードの世界ではそのような機能が損失につながることも出てきます。トレードに必要なことは「目の前の果実をすぐに食べない」「やってくる獲物だけ狩る」「同じことを繰り返す」「できるだけ早く諦める」などといった非現実的な作業です。

 

人によって能力が違うので、錯誤が起きたり起きなかったりします。だから自分が対決すべき錯誤と「そのまま伸ばせばいい相場観」を見分ける必要が出てきます。そこで必要なのが自己分析になります。

 

自己分析は簡単です。退屈ですが。

素人が思わず株を買ってしまうポイント - manie's blog

 

チャートを印刷し、気持ちと行動を書き込んで省みるだけです。

  • 銘柄自体を気になったとき
  • 仕掛けようと思ってタイミングを計り始めた時
  • 仕掛けたとき
  • 仕掛けた直後にこれからどうしようか考えたとき
  • 保有しようかどうか迷った時
  • 損切りラインに達した時・利食いラインに達した時
  • 手仕舞いをためらったとき
  • ためらった手仕舞いを決断した時
  • 手仕舞いした時
  • 手仕舞いしてこれからどうしようか考えたとき
  • 銘柄自体が気にならなくなったとき

 

分析した人はみんな知っているのですが、「これは100%上がる!」と思って仕掛けても52%ぐらいしか当たりません。優れた相場観を持っている人でも60%ぐらいしか当たりません。100回も1000回も調べてこの程度なので、日々のトレードに当てはめると「予想はほとんど無意味」です。

 

予想がほぼ当たらないと知ると、素人とプロに分化していきます。

 

素人は「私には相場センスがない」と感じて「秘密を知っているプロに教えてもらおう」と考えます。さらなる失敗に突き進んでいきます。

プロは「予想が当たらない状況は全員に平等に起きている」と考え「その中でどうやって利益を出せばいいのか」を考えます。

 

8月29日からBSのサブチャンネルで集中放送があります。

おススメです。